2012年の丁度今日。

チリの首都サンチャゴからほど近い港町、
ビーニャ・デル・マルに滞在していた時のこと。
宿屋から歩いて１時間ほどの漁港に行けば魚やウニが安く買える、
おまけに野生のアシカがたくさんいるというウワサを聞きつけた私は、
その日の昼下がりに晩メシの食材の買い出しと
アシカさんと戯れることを目的にテクテクと市場に歩いていったのでした。

海沿いの道を南に向かって歩き続けること約１時間。
ようやくたどり着いた漁港はお世辞にもキレイとは言えないですが、
たくさんの船が立ち並び、漁を終えた漁師たちが
港を行き来してナカナカの活気でした。

「とりあえずアシカさんとたわむれよう!!」

と海べりをアシカを探して歩いてみると、
程なく海にせり出した桟橋の近くにうごめくたくさんの黒い影と
獣臭さと魚臭さが混じったような匂いが漂ってきました。



イェ〜イ、アシカ発見だ!!

アシカさぁ〜〜〜〜ん!!!!

...

.......

ナンカ、やたらデカいんですけど。


しかもあまりカワイくない。





波打ち際でチャプチャプと漂うアシカさんは、
大きいものは２mを余裕で超え、
体重も500kgくらいはありそうです。

さらに凶暴です。

低いうなり声をあげながら牙を剥き出しにし、
波打ち際に転がっていた魚をめぐって
野良犬とメンチ切りあっていました。

戯れるどころか、近づいたら
２秒で噛み殺されかねない雰囲気のアシカさん。

「サヨナラ、アシカさん...」

とその場をさっと後にしたのは言うまでもありません。


毎度、店長伊藤です。


さて、そんな話しとは全く関係なく、
えん沖縄に北海道より、久々に彼が登場です!!



皆様ご存知、西日本ののどぐろと双璧をなす、
東日本が誇る最高級魚のひとつ、キンキです。

とは言っても、大きなものは目ん玉が飛び出るほど高いですが、
えん沖縄に入荷したのは、値段もお手頃なちびっ子サイズの
通称「豆キンキ」と言われるキンキです。

小さくたってキンキはキンキ。
たっぷりと乗った脂と白身でありながらも
力強い旨味は流石、白身魚の女王と
言われるだけのことはあります。

丸ごと１尾を唐揚げにてご提供。



頭から尻尾まで、その美味しさをご堪能下さいませ。

１オーダー２尾で税込980円とお求めやすい価格も人気な
豆キンキの唐揚げ、どうぞ皆様ご堪能下さいませ!!





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