以前にもこのブログで書いたかもしれませんが、
私の持論ですが、

「美味しい料理は色っぽい」

というのがあります。
厳密にいうと「色っぽい」というか、「艶っぽい」というか。

料理は口にする前にまず視覚か嗅覚で
その料理が如何なるものかを感じ取ります。

目の前に出された料理に妙な色っぽさを感じると
「おっ、これは間違いなく美味いぞ!!」と直感的に脳が反応し、、
そして往々にしてその予感というのは当たるものです。

それが寿司であってもラーメンであっても、
香港の清蒸石班魚であっても、インドのカレーであっても、
トルコのキョフテであっても、モロッコのタジンであっても、
フランスのブランケットであっても、チリのクラントであっても、
南米の最果てで食べたステーキであっても、
世界中どんなものでも、高級でもB級でも軽食でも
美味しかったものは見た目からいって、
そこはかとない魔性的な魅力を秘めていました。

調理する前の食材も同様で、
美味しい食材は何かしら視覚に訴えかけるものが
あると思うのは私だけでしょうか？

というわけで、そんな色っぽい魅力を秘めた食材が
えん沖縄に入荷しました。



真紅から銀へのグラデーションが美しい
神奈川県産の金目鯛です。

金目鯛といえば、伊豆の「地金目」などが
ブランドとして有名ですが、ナカナカどうして、
遠州灘の海流で育った神奈川の金目鯛も負けていません。
そういえば、伊豆半島も一部は神奈川ですからね。

で、そんな美しい金目鯛ちゃん。

やはり王道は煮付けですよね。



生姜や酒などと一緒に強火で一気に火を通し、
最後は濃いめの味付けで仕上げる金目鯛の煮付け。
担当するのは寿司＆和食職人として東京で腕を振るった
えん沖縄キッチンのニューカマー黒須さん。
私と同い年の34歳、素晴らしい腕前です。

そうして出来上がった一品がコチラ。



うーん、出来ることなら照明バッチリ当てて、
レフ板とかガッツリ使って撮りたい!!

艶っぽく、そして色っぽい金目鯛の煮付け。
脂乗りはもちろんよし!!ホロホロと身離れもよく、
上品でありながら力強い旨味が広がる金目鯛は、
ビールやハイボールもいいですが、やっぱ日本酒が一番!!

ぜひ新潟の「鶴齢純米酒」や高知の「司牡丹船中八策」など、
味の濃淡がハッキリとしたお酒と一緒にお召し上がり下さいませ。

丸ごと１尾の煮付けで残り限定２丁です。
モチロン早い者勝ちなので、ご注文はお早めに!!


沖縄　Tel　098-941-7588
E-mail　en@en-okinawa.com
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