2012年09月22日
ブエノチキン潜入ルポ #.3
♪デッデッデッデデ~デ♪デッデッデッデデ~デ♪
♪デッデッデッデデ~デ♪デッデッデッデデ~デ♪
♪チャララ~♪チャララ~♪チャララ~♪チャラ♪
(くどいようですが、「007」のテーマだと思って下さい)
ミスターXからの指令「ブエノチキンの美味さの秘密を探れ」
その指令を遂行する為、とりあえず無事ブエノチキンに
潜入することに成功した私。
が、しかし。
ブエノチキン店主、コウエイ氏とサチコ女史
の見事な職人技にすっかり心奪われていたせいで、
肝心のミッションを何一つ達成出来ていないのであった。
マズイ…
このままではミスターXに消されてしまう…
焦りと恐怖で背中に冷たい汗を感じているところに、
ふと救いの手を差し伸べてくれる人がいた。
「これが焼かれる前のブエノチキンだよ」
そういって、貴重なチキンを見せてくれたのは、
娘で2代目修行中の朝子女史だ。
「おぉ、これがあのブエノチキンの…っっ!!」
感動で言葉が詰まる私に、朗々と彼女は説明してくれる。
曰く、使用する鶏はアメリカ産のブロイラーや
ブラジル産の安い鶏なんかではなく、
全て山原若鶏で、しかも冷凍ではなく、
生のものだけを使用するとのこと。
それを試行錯誤の末に完成した酢とにんにく、
ハーブをベースにした秘伝のたれに何と丸2日漬け込み、
それをじっくりと焼きあげること2時間。
酢で漬けこむのと、じっくり時間をかけてローストするお陰で、
にんにくの臭いも残らず、やわらかい美味しいチキンに仕上がるそうだ。
何という手間暇!!
美味さの秘密は探り当てた。
しかし、それはちょっとやそっとでは
この完成された味を再現することなど到底不可能だ。
どの道私はミスターXにより抹殺されるのか…。
絶望を通り越して、諦めの境地に達した時、
朝子女史が奇跡のような言葉を私に掛けてくれた。
「じゃあ、この漬けダレ、あげるよ」
何と!!!!
ななななななな!!!!
何と!!!!!
惜し気も無く漬けこまれていた秘伝のタレを容器に入れてくれる朝子女史。
その優しさに、思わず目頭が熱くなった。
悪意に満ちたような世の中だが、まだまだ捨てたものじゃない。
浦添はもとより、沖縄県民みんなに愛されるブエノチキン。
その美味しさの最大の秘密は、ブエノチキンの半分はこうした
幸喜一家の優しさで出来ているからだろう。
何処かで聞いたことあるようなセリフだが、
気にしないでおこう。
頂いた秘伝のたれを手に心優しい職人一家に礼を述べ、
ミスターXの待つ秘密結社に車を飛ば…
「すみません、持ち帰りで2羽下さい」
土産は大事だ。
ちなみに、この土産用の2羽は、
翌日ウークイのとき、妻の実家への土産物になったことは
あまり知られていない。
車の中が、美味しさと幸せに満ちた匂いで溢れかえった。
~エピローグ
この持ち帰ったブエノチキン秘伝のたれは、
新都心の「えん沖縄」という店で、サラダのドレッシングや、
チャーハンの味付け、あぐーステーキのソースとして活用され、
とても人気を博しているそうだ。
ちなみに、ミッション達成の翌日、
私の銀行口座には何故か「バナナ」という文字が書かれ、
本来ならば金額が記載されるべき欄には「3本」
という文字が書かれていた。
えん沖縄 Tel 098-941-7588
Email en@en-okinawa.com
えん沖縄ホームページはコチラ↓
http://en-okinawa.com/
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♪チャララ~♪チャララ~♪チャララ~♪チャラ♪
(くどいようですが、「007」のテーマだと思って下さい)
ミスターXからの指令「ブエノチキンの美味さの秘密を探れ」
その指令を遂行する為、とりあえず無事ブエノチキンに
潜入することに成功した私。
が、しかし。
ブエノチキン店主、コウエイ氏とサチコ女史
の見事な職人技にすっかり心奪われていたせいで、
肝心のミッションを何一つ達成出来ていないのであった。
マズイ…
このままではミスターXに消されてしまう…
焦りと恐怖で背中に冷たい汗を感じているところに、
ふと救いの手を差し伸べてくれる人がいた。
「これが焼かれる前のブエノチキンだよ」
そういって、貴重なチキンを見せてくれたのは、
娘で2代目修行中の朝子女史だ。
「おぉ、これがあのブエノチキンの…っっ!!」
感動で言葉が詰まる私に、朗々と彼女は説明してくれる。
曰く、使用する鶏はアメリカ産のブロイラーや
ブラジル産の安い鶏なんかではなく、
全て山原若鶏で、しかも冷凍ではなく、
生のものだけを使用するとのこと。
それを試行錯誤の末に完成した酢とにんにく、
ハーブをベースにした秘伝のたれに何と丸2日漬け込み、
それをじっくりと焼きあげること2時間。
酢で漬けこむのと、じっくり時間をかけてローストするお陰で、
にんにくの臭いも残らず、やわらかい美味しいチキンに仕上がるそうだ。
何という手間暇!!
美味さの秘密は探り当てた。
しかし、それはちょっとやそっとでは
この完成された味を再現することなど到底不可能だ。
どの道私はミスターXにより抹殺されるのか…。
絶望を通り越して、諦めの境地に達した時、
朝子女史が奇跡のような言葉を私に掛けてくれた。
「じゃあ、この漬けダレ、あげるよ」
何と!!!!
ななななななな!!!!
何と!!!!!
惜し気も無く漬けこまれていた秘伝のタレを容器に入れてくれる朝子女史。
その優しさに、思わず目頭が熱くなった。
悪意に満ちたような世の中だが、まだまだ捨てたものじゃない。
浦添はもとより、沖縄県民みんなに愛されるブエノチキン。
その美味しさの最大の秘密は、ブエノチキンの半分はこうした
幸喜一家の優しさで出来ているからだろう。
何処かで聞いたことあるようなセリフだが、
気にしないでおこう。
頂いた秘伝のたれを手に心優しい職人一家に礼を述べ、
ミスターXの待つ秘密結社に車を飛ば…
「すみません、持ち帰りで2羽下さい」
土産は大事だ。
ちなみに、この土産用の2羽は、
翌日ウークイのとき、妻の実家への土産物になったことは
あまり知られていない。
車の中が、美味しさと幸せに満ちた匂いで溢れかえった。
~エピローグ
この持ち帰ったブエノチキン秘伝のたれは、
新都心の「えん沖縄」という店で、サラダのドレッシングや、
チャーハンの味付け、あぐーステーキのソースとして活用され、
とても人気を博しているそうだ。
ちなみに、ミッション達成の翌日、
私の銀行口座には何故か「バナナ」という文字が書かれ、
本来ならば金額が記載されるべき欄には「3本」
という文字が書かれていた。
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Posted by 店長伊藤 at 02:00│Comments(0)
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