2017年03月23日
絶海の孤島にジャガイモに掛ける浪漫を見る〜畑からの使者編
北大東島の旅レポートも、気がつけば5回目。
そろそろ皆様、疲れてきたと思うので、
書きたいことはまだまだありますが、
(それほど濃いぃぃ島の旅でした)
今回含め、あと2回で完結にします!
店頭告知もしないといけないしね。
さて、民族資料館からJAへと向かった我々一向。
相変わらず昨日飲み過ぎたせいで
車内は静まり帰っていますが、
あまり働かない頭をフル稼働(それでも当社比0.3倍)させつつ、
JAおきなわ北大東支店にお邪魔させて頂きました。
お話しを聞かせて頂いたのは
支店長の仲嶺さんと上間さんという2名の
笑顔がチャーミングな女性。

北大東島で生産されるじゃがいもは「ニシユタカ」という品種で、
じゃがいもの中ではわりとメジャーな種類だそうです。
かつては色んな種類のじゃがいもにトライされたそうですが、
北大東島の土壌と一番相性が良かったのがこの
ニシユタカという品種だそうで、何と30年以上前から
生産されているそうです。
うーん、意外と長い歴史があったんですね。
10月〜11月にかけて植え付けを行い、2〜3月に掛けて収穫。
2月に出荷されるニシユタカは「日本一早く出荷されるじゃがいも」
としてけっこういい値段で取引されるそうです。
県内のサンエーをはじめとしたスーパー、及び県外の
小売店などに出荷されているそうですが、
大田市場などの大きな市場には出回らないそうです。
現在14名ほどニシユタカの生産者さんがいらっしゃるそうですが、
土壌の養分の回復のために1度生産した畑は3年間は空けるそうです。
意外なほど地中の養分を吸収するんですね。
知らなかった。
そんな美味しいニシユタカを試食させて頂きました。

熱々のニシユタカにバターを乗せると、
「もうダメ!」と妖艶に踊りながらとろけていくバター。
うひょーーーー!辛抱ならんぜよ!
たまらずかぶりつくと、
じゃがいもらしいホクホク感がありながらも、
もっちりとした食感。バターの塩気との相性がまたいい。
うーん、
コイツぁー美味い!!
そう、本当に美味しい。
正直、沖縄でこんなに美味しい
じゃがいもが取れるなんて知りませんでした。
そんな美味しいニシユタカですが、
収穫するにあたりどうしても傷が入ったり病気が出たりで、
市場では全く値段の付かないB級品、C級品が出たりするのだとか。
特に今年は暖冬の影響で、例年よりも多くのB級C級品が
出てしまったそうです。
以前はこれらのじゃがいもは島内で廃棄処理していたそうですが、
こんな美味しいじゃがいもを捨てるのは勿体無い!
何とかならんもんか!?
と、そこで課題解決の
緒として登場したのが
「ぽてちゅう」なのです!
廃棄になってしまうじゃがいもを
沖縄本島でミンチ状に加工し冷凍保存。
そしてそのじゃがいもを使って、久米仙酒造さんが
色々な試行錯誤の上に誕生させたのがこの
「ぽてちゅう」なのです!

そう、前の晩に
あまりの飲みやすさに我々全員を
ヘベレケにしてしまったアレです(笑)。
しかも、さらにステキなストーリーが。
焼酎の原料となる規格外のじゃがいもを収穫する際に
大きな課題となっていたのが農家さんの人手不足。
ですが、それを解決したのは
障がいをもつ方々で結成された援農隊でした。
毎年収穫の時期に本当より養護学校の生徒さんたちを
招いて収穫を手伝ってもらうことにより人手不足も解消。
さらに就労支援にもつながるという、
何ともステキな取り組みにも繋がっているのです!
そうした経緯を経て生まれたのが
北大東島の新しい名産品「ぽてちゅう」。
しかも、ぽてちゅうを1本買うと北大東島に
30円の寄付がされるという仕組みだそう。

↑ぽてちゅう公式Webサイトより(https://potechu.jp/project/)
いやぁー、
メチャメチャいい話しだと思いませんか?
ちなみにもうひとつの北大東島の名産カボチャの話しも
聞かせて頂いたので少々。
島では只今かぼちゃの収穫が最盛期!

畑の横に停めてあったトラクターの荷台をのぞくと

カボチャ満載!
県内消費がメインのじゃがいもに対して、
カボチャはその殆どが県外向けなんだとか。
大田市場や大阪などに高級カボチャとして出荷されるのですが、
何と東京のデパートで1個8000円で売られることもあるという
セレブ向けのスーパーカボチャなんだそうです。
ちなみに、じゃがいもは基本ほったらかしだそうですが、
カボチャは毎日畑で手入れをし、受粉も収穫も手作業で
とっても手間が掛かるそうです。
みんな、カボチャを食べるときは
農家さんの苦労に感謝して、
もっとありがたく食べようぜ!
というわけで、
色々いいお話しを聞かせて頂いて、
JAおきなわ北大東支店を後にしたのでした。
余談ですが、じゃがいもの話しも十分素晴らしかったのですが、
個人的に事務所に飾ってあった西港で釣り上げたという
40kgのマグロの写真が気になって気になって
しょうがなかったという話しはナイショです。
次回、最終回!
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相変わらず昨日飲み過ぎたせいで
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北大東島で生産されるじゃがいもは「ニシユタカ」という品種で、
じゃがいもの中ではわりとメジャーな種類だそうです。
かつては色んな種類のじゃがいもにトライされたそうですが、
北大東島の土壌と一番相性が良かったのがこの
ニシユタカという品種だそうで、何と30年以上前から
生産されているそうです。
うーん、意外と長い歴史があったんですね。
10月〜11月にかけて植え付けを行い、2〜3月に掛けて収穫。
2月に出荷されるニシユタカは「日本一早く出荷されるじゃがいも」
としてけっこういい値段で取引されるそうです。
県内のサンエーをはじめとしたスーパー、及び県外の
小売店などに出荷されているそうですが、
大田市場などの大きな市場には出回らないそうです。
現在14名ほどニシユタカの生産者さんがいらっしゃるそうですが、
土壌の養分の回復のために1度生産した畑は3年間は空けるそうです。
意外なほど地中の養分を吸収するんですね。
知らなかった。
そんな美味しいニシユタカを試食させて頂きました。

熱々のニシユタカにバターを乗せると、
「もうダメ!」と妖艶に踊りながらとろけていくバター。
うひょーーーー!辛抱ならんぜよ!
たまらずかぶりつくと、
じゃがいもらしいホクホク感がありながらも、
もっちりとした食感。バターの塩気との相性がまたいい。
うーん、
コイツぁー美味い!!
そう、本当に美味しい。
正直、沖縄でこんなに美味しい
じゃがいもが取れるなんて知りませんでした。
そんな美味しいニシユタカですが、
収穫するにあたりどうしても傷が入ったり病気が出たりで、
市場では全く値段の付かないB級品、C級品が出たりするのだとか。
特に今年は暖冬の影響で、例年よりも多くのB級C級品が
出てしまったそうです。
以前はこれらのじゃがいもは島内で廃棄処理していたそうですが、
こんな美味しいじゃがいもを捨てるのは勿体無い!
何とかならんもんか!?
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廃棄になってしまうじゃがいもを
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大きな課題となっていたのが農家さんの人手不足。
ですが、それを解決したのは
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さらに就労支援にもつながるという、
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みんな、カボチャを食べるときは
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というわけで、
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