2017年03月22日
絶海の孤島にジャガイモに掛ける浪漫を見る〜島の歴史編
ぽてちゅうと島の味をトコトン堪能した翌日。
車内は静まり返っていた。
何故なら久米仙酒造の親川さん以外、私を含め全員、
昨日ベロンベロンに呑み過ぎて
しゃべる気力が殆どないから
である。
前の晩は夕方の6時頃から夜中の1時まで兎に角呑み続けた。
下戸の私が最後まで残っていたのは奇跡に近い。
でも、それほどぽてちゅうは飲みやすくて、
とっても美味しい魅力的なお酒だったということだ。
北大東島2日目、まず最初に向かったのは
寝ぼけた頭で、最初の目的地である北大東村民俗資料館。
我々が滞在したハマユウ荘のすぐ隣にある北大東村民俗資料館。
開館時間は朝の9時〜10時までと短く、
また予約も必要とのことなので出かける際は注意が必要です。
余談ですが、
インド最南端、カニャークマリの灯台は昼の15〜17時までしか
開館していないのにはビックリしましたが、
それを抜く開館時間の短さです。
どうでもいいですね。
で、
肝心の資料館はというと、
小さいながらもナカナカの見応え。
島の成り立ちから自然環境、歴史、文化まで多岐に渡ります。
流石、絶海の孤島だけあって固有種も多く、
非常に興味深い生態系を保つ北大東島。
自然科学に興味がある私のような人間には
かなりたまらないでしょう。
北大東島に人が住み始めたのは意外と近代になってからの西暦1900年。
沖縄では古くから「うふあがりじま」として
その存在がしられていたそうですが、
大東島が初めて歴史的史実として確認されたのは1543年、
デ・ラ・トーレというスペイン人がメキシコに向かう途中、
2つの大きな島を発見。「二人姉妹」という意味の
ラス・ドス・ヘルマナス島と名付けられました。
(多分Las Dos Hermanas=ラス・ドス・エルマナスだと思います。
スペイン語は「h」のは読まないので...)
これが南北大東島の事だと言われているそうです。
その後、ヨーロッパ諸国の艦船やロシアの艦船、
そしてあのペリー提督などがこの島を確認したことを
航海日誌に認めてられいました。
長い間無人島だったこの島に最初に
人が足を踏み入れたのは明治18年(1885年)。
時の沖縄県令西村捨三が内務省の内命を受けて、
出雲丸で石澤兵吾という人を調査に
送り込んだのが始まりだと言われています。
その14年後の1899年、
アホウドリの羽毛で財を成した玉置半右衛門所有の
帆船回洋丸が、八丈島末吉村洞輪沢港を出帆して、
大東島に向かい、苦難の果てに南大東島の現在の
西港周辺に一行23名が上陸に成功したのが翌年1900年。
1903年より島の開墾を開始し、現在の役場の前周辺で
甘蔗を植え付けを行いました。
その後、玉置半右衛門が合名会社玉置商会を設立、
開拓は燐鉱採掘と甘蔗作農を従として北大東島の主として
北大東島の経済の基盤を徐々に作り上げていきました。
その後、島を開拓した玉置商会は東洋精糖に買収され、
東洋製糖は大日本製糖に買収、明治から昭和にかけて
実質島を覇権は次々に流れ、島の人々は歴史の流れに翻弄されながら
第二次世界大戦が勃発、大本営の命により、
守備隊の豊部隊第2大隊1010名が北大東島に配備。
やがて戦況は悪化。壕での生活に乏しい配給、
爆撃、艦砲射撃により島での生活はますます厳しくなり、
多数の犠牲者が出てしまいましたが終戦を迎えました。
依然と厳しい状況が続く中、終戦翌年から食料自給に力を入れ、
苦難に次ぐ苦難を乗り越えつつも着実に復興の道を歩み、
今では製糖業をはじめとした農業と、
地域開発業の日本柱で沖縄県内でも有数の経済力を誇る
地域になった奇跡のような島、それが北大東島なのです!
端折ったものの長くなりました。
とにかく、そんな歴史と当時の人々の生活の様子、
当時使われていた農耕機具などが分かりやすく展示されています。
モチロン、沖縄なので三線もあります。

塗りはないですが、黒檀を使った見るからに
ずっしりと重厚感のある、いい音が出そうな三線。
うーん、弾いてみたい。
当時の通信簿。

オール甲。この沖山耕作君はかなりの
できやーみたいです。
島のことを学んで、次に向かったのは
JA北大東村。
コチラでぽてちゅうの原料となるじゃがいもについて
色んなお話しと、じゃがいもの撮影許可を頂きにきたのです。
が、
またしても長くなってしまったので次回に続く。
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何故なら久米仙酒造の親川さん以外、私を含め全員、
昨日ベロンベロンに呑み過ぎて
しゃべる気力が殆どないから
である。
前の晩は夕方の6時頃から夜中の1時まで兎に角呑み続けた。
下戸の私が最後まで残っていたのは奇跡に近い。
でも、それほどぽてちゅうは飲みやすくて、
とっても美味しい魅力的なお酒だったということだ。
北大東島2日目、まず最初に向かったのは
寝ぼけた頭で、最初の目的地である北大東村民俗資料館。
我々が滞在したハマユウ荘のすぐ隣にある北大東村民俗資料館。
開館時間は朝の9時〜10時までと短く、
また予約も必要とのことなので出かける際は注意が必要です。
余談ですが、
インド最南端、カニャークマリの灯台は昼の15〜17時までしか
開館していないのにはビックリしましたが、
それを抜く開館時間の短さです。
どうでもいいですね。
で、
肝心の資料館はというと、
小さいながらもナカナカの見応え。
島の成り立ちから自然環境、歴史、文化まで多岐に渡ります。
流石、絶海の孤島だけあって固有種も多く、
非常に興味深い生態系を保つ北大東島。
自然科学に興味がある私のような人間には
かなりたまらないでしょう。
北大東島に人が住み始めたのは意外と近代になってからの西暦1900年。
沖縄では古くから「うふあがりじま」として
その存在がしられていたそうですが、
大東島が初めて歴史的史実として確認されたのは1543年、
デ・ラ・トーレというスペイン人がメキシコに向かう途中、
2つの大きな島を発見。「二人姉妹」という意味の
ラス・ドス・ヘルマナス島と名付けられました。
(多分Las Dos Hermanas=ラス・ドス・エルマナスだと思います。
スペイン語は「h」のは読まないので...)
これが南北大東島の事だと言われているそうです。
その後、ヨーロッパ諸国の艦船やロシアの艦船、
そしてあのペリー提督などがこの島を確認したことを
航海日誌に認めてられいました。
長い間無人島だったこの島に最初に
人が足を踏み入れたのは明治18年(1885年)。
時の沖縄県令西村捨三が内務省の内命を受けて、
出雲丸で石澤兵吾という人を調査に
送り込んだのが始まりだと言われています。
その14年後の1899年、
アホウドリの羽毛で財を成した玉置半右衛門所有の
帆船回洋丸が、八丈島末吉村洞輪沢港を出帆して、
大東島に向かい、苦難の果てに南大東島の現在の
西港周辺に一行23名が上陸に成功したのが翌年1900年。
1903年より島の開墾を開始し、現在の役場の前周辺で
甘蔗を植え付けを行いました。
その後、玉置半右衛門が合名会社玉置商会を設立、
開拓は燐鉱採掘と甘蔗作農を従として北大東島の主として
北大東島の経済の基盤を徐々に作り上げていきました。
その後、島を開拓した玉置商会は東洋精糖に買収され、
東洋製糖は大日本製糖に買収、明治から昭和にかけて
実質島を覇権は次々に流れ、島の人々は歴史の流れに翻弄されながら
第二次世界大戦が勃発、大本営の命により、
守備隊の豊部隊第2大隊1010名が北大東島に配備。
やがて戦況は悪化。壕での生活に乏しい配給、
爆撃、艦砲射撃により島での生活はますます厳しくなり、
多数の犠牲者が出てしまいましたが終戦を迎えました。
依然と厳しい状況が続く中、終戦翌年から食料自給に力を入れ、
苦難に次ぐ苦難を乗り越えつつも着実に復興の道を歩み、
今では製糖業をはじめとした農業と、
地域開発業の日本柱で沖縄県内でも有数の経済力を誇る
地域になった奇跡のような島、それが北大東島なのです!
端折ったものの長くなりました。
とにかく、そんな歴史と当時の人々の生活の様子、
当時使われていた農耕機具などが分かりやすく展示されています。
モチロン、沖縄なので三線もあります。

塗りはないですが、黒檀を使った見るからに
ずっしりと重厚感のある、いい音が出そうな三線。
うーん、弾いてみたい。
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できやーみたいです。
島のことを学んで、次に向かったのは
JA北大東村。
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